消しゴムをくれた女の子

それ以降、大学でボーッとしているとカズミが後ろから俺の脇腹をチョンチョンと突いてきたり、

サークルの部会後に俺に話し掛けて来たり、
そしてよく目が合う様になる。


目が合うとカズミは目を逸らさない。

ニコッと笑う。



ある時、サークルで旅行の計画があがった。

夜にカズミから電話があり、喋ってた。


カズミ「フクちゃんどうする?旅行行く?」
俺「うん、多分行く」


カズミ「あ、そうなんだ、フクちゃん行くなら私も行こうかな・・・」


そう言われた。

俺はカズミの気持ちを完全に分かっていた。

フフフ、モテる男は困るぜ・・・

そんな馬鹿な事を思う自分がいた。