落ち込んでいた、その時だった。
教室のドアがガラガラと開き、オンナノコが3人程入ってくる。
「おはよー」
!!
藤野…!!!
今来たのか!!…そうか。それならば、俺の机に入って無くても仕方が無い。
くれると信じて、今日を楽しく乗り切って見せようじゃないか!!
…こうして、なるべく藤野を意識しないようにしながら
いつもなら妄想にひた走る様なつまらない授業も、かつて無い程の集中力で
一心不乱に受けてやった。
全ては藤野のチョコの為…
君からの甘いご褒美の為なら、どんなことだってできるのさ!!!
そして、最後のラブ☆スポットが俺の手によって開かれようとしていた。
そこは、体育の後の教室…
もうここしかない。
6時限目の体育。男子は放課後の掃除時間が始まるギリギリまで運動をしてきたから
女子は先に着替え終わっている筈。
人知れず、チョコを忍ばせるならば
鞄の中しか残っていない筈だ!!!


