高遠先輩(>_<)!
あたしだって、何かしたいですよ!!
「もう少し、待ってろ。まだ犯人の動きが掴めない」
あたしの心を、見透かしたように、高遠先輩が言った。
そこに、鮎川さんが、走ってきた。
「わかったぞ高遠!」
その言葉を聞いて、高遠先輩は、待ってましたとばかりに、鮎川さんをみた。
幾重にも、重なり合わせた犯人の音声は、鮎川さんの解析の結果、声紋がわかったのだ。
「電話の声は、男だ。しかも、話し方、語尾を多少上げる口調からして、10代から30代前半の可能性が、高い」
「10代?」
「あぁ、犯人は、未成年の可能性も考えられる。そして、音声と一緒に、この声も入っていた」
と、言って、鮎川さんは、テープを再生してくれた。
「ホズミカラレンラクアッタァ?」
若い女の子の声だった。
少し高めの声。
確かに、未成年と感じさせられる話し方と音声だった。
未成年が、誘拐?!
まさか?
未成年が、なんで課長を狙って、誘拐したの?
なんで、大山先輩を、名指しで指名したの?
2人を、知ってるってことだよねぇ?
「鮎川さん、前歴は?」
高遠先輩が、前科者リストを聞くと、鮎川さんは、首を左右に振った。
「声紋には、ヒットしなかった」
「…………」
過去に、繋がりがないってことだよね。
何が、どうしたら、誘拐なんてこと考えられるの?
しかも、警察管の課長を(*_*)
「鮎川さん、引き続き、解読と、ホズミってのをあらってください」
「わかった」
そう言って、鮎川さんは、また部屋を出て行った。
高遠先輩が、マイクで、大山先輩の覆面車に報告をした。
「仁、犯人は、未成年の可能性も考えて行動しろよ」
「未成年〜?なんだよ。ガキかよ」
「可能性だ。後、どれくらいで着く?」
「10分後には着くな。なんとか間に合いそうだ。欄、金どうなってるんだ?」
大山先輩に、質問されて、あたしは、慌てて説明をした。
「頭だけ札をのせてあるだけです。発信機は、バックの底と、札をのせた奴に挟んであります。札は、全部で5枚のみです」
あたしだって、何かしたいですよ!!
「もう少し、待ってろ。まだ犯人の動きが掴めない」
あたしの心を、見透かしたように、高遠先輩が言った。
そこに、鮎川さんが、走ってきた。
「わかったぞ高遠!」
その言葉を聞いて、高遠先輩は、待ってましたとばかりに、鮎川さんをみた。
幾重にも、重なり合わせた犯人の音声は、鮎川さんの解析の結果、声紋がわかったのだ。
「電話の声は、男だ。しかも、話し方、語尾を多少上げる口調からして、10代から30代前半の可能性が、高い」
「10代?」
「あぁ、犯人は、未成年の可能性も考えられる。そして、音声と一緒に、この声も入っていた」
と、言って、鮎川さんは、テープを再生してくれた。
「ホズミカラレンラクアッタァ?」
若い女の子の声だった。
少し高めの声。
確かに、未成年と感じさせられる話し方と音声だった。
未成年が、誘拐?!
まさか?
未成年が、なんで課長を狙って、誘拐したの?
なんで、大山先輩を、名指しで指名したの?
2人を、知ってるってことだよねぇ?
「鮎川さん、前歴は?」
高遠先輩が、前科者リストを聞くと、鮎川さんは、首を左右に振った。
「声紋には、ヒットしなかった」
「…………」
過去に、繋がりがないってことだよね。
何が、どうしたら、誘拐なんてこと考えられるの?
しかも、警察管の課長を(*_*)
「鮎川さん、引き続き、解読と、ホズミってのをあらってください」
「わかった」
そう言って、鮎川さんは、また部屋を出て行った。
高遠先輩が、マイクで、大山先輩の覆面車に報告をした。
「仁、犯人は、未成年の可能性も考えて行動しろよ」
「未成年〜?なんだよ。ガキかよ」
「可能性だ。後、どれくらいで着く?」
「10分後には着くな。なんとか間に合いそうだ。欄、金どうなってるんだ?」
大山先輩に、質問されて、あたしは、慌てて説明をした。
「頭だけ札をのせてあるだけです。発信機は、バックの底と、札をのせた奴に挟んであります。札は、全部で5枚のみです」

