吾郷は、倒れてるあたしを、簡単に元に戻し、顔をマジマジと見た。
「……悪かったな」
え?
「伸ばしてたんだろ」
そう言いながら、不揃いの髪を耳にかけた。
「悪いと思ってるなら、縄をほどいて、私の質問に答えてちょうだい」
コメカミから、血が出ていることに気がついた吾郷が、自分のハンカチで血をふいた。
「……ありがとう、ございます」
「教育がなってなくて悪かったな」
「大丈夫よ。こんなの、なめとけば治るから」
「そうか」
そう言いながら、吾郷は、あたしを見つめながら足に跨がると、向かい合いに座り、背中側の縄をナイフで1本1本と、切った。
切るたびに、体が密着する形になり、あたしは体を反らせ、顔を背けた。
「なに、逃げてんだよ。切れねぇだろ」
「わ、わざわざ、密着しなくたって!後ろに回って切ればいいでしょ!」
「そうか?ほら、動くなって……切れたぞ」
縛りつけられた腕が、やっと楽になった。
「痛そうだな」
吾郷は、コメカミの傷に、唇を押し付けた。
「嫌っ!」
そこは、大山先輩に……。
あたしは、吾郷の体を押しのけようとしたが、両手を掴まれ背中に回された。
「痛い!」
思わず叫んで、吾郷を見上げた。
身長が高いから、座っていても見上げる感じだった。
その隙をついて、吾郷があたしの唇をふさいだ。
「ふぁっ!!」
唇の中に舌が割り込んできて、絡まそうとしてくる。
あたしは、慌てて吾郷から離れようとしたが、吾郷の手がいつの間にか、あたしの両手から離れていて、頭と肩に回されていた。
身動きがとれず、息も苦しかった。
やっと、キスから解放されると、あたしは、思いっ切り吾郷の頬を引っ張たいた。
吾郷は、やられたらやり返す主義みたいで、すかさずあたしの頬を張り倒した。
あたしの膝からおりると、あたしを無理矢理立たせると、事務机に押し倒した。
「何するのよ!」
「粋のいい女は好きだぜ」
「女はしおらしいのが1番だって、言ってたじゃない。離れてよ」
「あぁ、女はな。お前は、女じゃねぇ」
「何言ってんの。だったら、こんなことするのやめてよ!」
「……悪かったな」
え?
「伸ばしてたんだろ」
そう言いながら、不揃いの髪を耳にかけた。
「悪いと思ってるなら、縄をほどいて、私の質問に答えてちょうだい」
コメカミから、血が出ていることに気がついた吾郷が、自分のハンカチで血をふいた。
「……ありがとう、ございます」
「教育がなってなくて悪かったな」
「大丈夫よ。こんなの、なめとけば治るから」
「そうか」
そう言いながら、吾郷は、あたしを見つめながら足に跨がると、向かい合いに座り、背中側の縄をナイフで1本1本と、切った。
切るたびに、体が密着する形になり、あたしは体を反らせ、顔を背けた。
「なに、逃げてんだよ。切れねぇだろ」
「わ、わざわざ、密着しなくたって!後ろに回って切ればいいでしょ!」
「そうか?ほら、動くなって……切れたぞ」
縛りつけられた腕が、やっと楽になった。
「痛そうだな」
吾郷は、コメカミの傷に、唇を押し付けた。
「嫌っ!」
そこは、大山先輩に……。
あたしは、吾郷の体を押しのけようとしたが、両手を掴まれ背中に回された。
「痛い!」
思わず叫んで、吾郷を見上げた。
身長が高いから、座っていても見上げる感じだった。
その隙をついて、吾郷があたしの唇をふさいだ。
「ふぁっ!!」
唇の中に舌が割り込んできて、絡まそうとしてくる。
あたしは、慌てて吾郷から離れようとしたが、吾郷の手がいつの間にか、あたしの両手から離れていて、頭と肩に回されていた。
身動きがとれず、息も苦しかった。
やっと、キスから解放されると、あたしは、思いっ切り吾郷の頬を引っ張たいた。
吾郷は、やられたらやり返す主義みたいで、すかさずあたしの頬を張り倒した。
あたしの膝からおりると、あたしを無理矢理立たせると、事務机に押し倒した。
「何するのよ!」
「粋のいい女は好きだぜ」
「女はしおらしいのが1番だって、言ってたじゃない。離れてよ」
「あぁ、女はな。お前は、女じゃねぇ」
「何言ってんの。だったら、こんなことするのやめてよ!」

