「・・ねぇ、けいとくん・・」
「・・・っ、なに・・・っ?」
「けいとくんはここに来たくなかった??」
よかったちゃんと声がでてくれた。
「え・・?」
「ボクがはじめてこの病院に来たときね?かなちゃんとしゅうたくんがいて、しおりちゃんはまだいなかったんだけど。パパとママがいない病室がすごく不安で、外に出るときとかにすれちがう大人の患者さんとか、病院の匂い、お医者さんだってものすごくこわかった。」
「・・・・ん。」
「でもね?ボクの病気よりずっと大変なしゅうとくん、かなちゃんに笑顔で笑って、話しかけてくれたとき、ぱぁって病院が別の場所みたいに見えたんだ。ふふっ」
「・・・」
「けいとくんはみんなとなわとびしたり、お花うえてるとき、楽しくない?ボク、パパとママと一緒にいれないのすっごくいやだけど、こうやってしゅうたくんたちと遊べるのはここに来たからなんだよね。」
「・・・病気になって・・、よかったと思ってるの??」
「うぅーん。。。それはやっぱり普通にしゅうたくんたちと会いたかったけど。けど、ここはたっくさんの人が普通になれるように一緒にがんばってるんだよ?」
この病院に来たばっかりのときに、まきとお兄ちゃんに言われた言葉。
「・・・でもっ、」

