「そしたらママ、ボクを起こすことなんかしないでボクのおでこをなでてくれた」
「・・うん」
ボクにはよくわからなかった。
ボクにしたらおでこや頭をなでてくれるのはママ、パパだっておみまいに来てくれたらしてくれる。
でもそれは、みんな一緒じゃなくて、、、
「ボクね、そんなことあんまりされたことなくてね・・・。もしかしたら、ボクがもっとちっちゃいときになでてくれたかもしれないけど、その時はすごくうれしくて、気持ち良かった」
また、けいとくんの顔がシュンとなった。
「その時って・・どーゆうこと?」
「ママ、・・・泣いてたんだぁ・・」
ボクは思い出した。
けいとくんが言いにくそうに自分のママを泣き虫だと言ってたことを。

