「ボクね・・、こわいんだ、」
けいとくんはそれだけ言うと、体操座りをして立てたひざに頭をうめた。
「?・・なにが?」
「みんなと離れちゃうのがだよ」
顔をうめたまま言う。
「お部屋のこと?」
「んーん・・・」
「・・??」
「きっとね、ボク・・・」
「うん?」
「・・・エヘっ。やっぱりいいや・・っ」
「え?」
「あっ!ほらっ、この前聞いてくらたよね?ボクのママはどんな人かって」
けいとくんはまるでいけないことを話しちゃったみたいに話を変えた。
「この前ね、ママがおみまいに来てくれたんだけど、」
「うん、そうだったね」
「その時、ボク以外みんな検査とかに行ってていなくて、ボクなんだか恥ずかしくて、わざと寝たふりしてたんだ」
「恥ずかしくて?」
「・・ふふっ、ボクにもよくわからないけど」

