ボクの1ヶ月間トモダチ





それからボクは静かにベットを出て、静かにけいとくんの後ろをついていった。




「ここからなら・・・」




けいとくんが案内したのは部屋をでて、廊下の少し歩いたところにある、ちっちゃな窓。




その窓は低いところについてて、簡単に抜けれそう。






「誰かいるの・・?」



そのときあかりお姉ちゃんに似た声が背中の方から聞こえた。




「ヤバイっ。速くっ・・!」




けいとくんはすばやく窓を開けて、先に窓をくぐった。



そして、どうしていいか分からず、ただ心臓をバクバクさせてるボクの手を掴んで、引っ張った。




体が小さくてよかった。