「・・・こらっ、たいち。まぁた変な難しそうなこと考えているでしょ?」
「・・へ?」
ママが急にしゃべり出した。
それにボク、たしかに変なこと考えてたかもしれない・・。
「大丈夫っ!!けいとくんっ!離れちゃうって言っても、この病院からは離れちゃうことはないんだよ?いつだって会えるし、たいちたちとはずっと、ずぅぅぅうっと!トモダチなんだからっ♪ねっ?」
最後はボクたちに向けて言った。
「「「うんっ♪」」」
「もちろんっ!」
しおりちゃんが少しおくれて言ったから、みんなで笑った。
もちろんけいとくんだって。
目に涙をためて。

