ボクの1ヶ月間トモダチ





「あっ、そーいえば今日、たいちくんそんなにおせき出なかったね。」



「うんっ。」




ぼくは、必ず1日に1回は、ひどいせきが出るけど、今日は朝に少し出ただけだった。




「でも、寝てるときに出ちゃうかも・・・。」



「でも、きっと良くなってきてるんだよ。みんなも、もし苦しくなったら、ちゃんとコールボタン押してね。」



「「「「はーいっ。」」」」



「はいっ、じゃあおやすみなさぁい。」



「「「「おやすみなさぁいっ。」」」」




あかりお姉ちゃんは、電気を消して出て行った。





正直、ボクは病気が良くなっているなんて、そんなに嬉しくない。



だって、しゅうたくんたちとお別れしたくない。

もちろん、あかりお姉ちゃんとまきとお兄ちゃん、医院長先生だって。




ボクの病気は、たぶん5人の中で1番軽い病気だ。



みんなつらいはずなのに、治らなくていいなんて思ってしまう、ボクがキライだ。