アナタは今、どうしていますか


シアワセですか……


アナタはもう


この国の人ではないけれど……


どうか、笑っていて……


俺はあれから


新たな主につかえています…


俺は主に忠誠を誓った


……そう


偽りの忠誠を……


俺はアナタがいないのならば


この世に未練などなかった……


でも


アナタが俺を愛してくれたから


愛してくれたこの身を


殺すことができなかった……


アナタが今の俺を見たら


どう思うでしょうか……


嘆きますか…


罵りますか…


呆れますか…


それでも俺は生きてしまっている


あの時から


偽りという名の世界で……


生きる為の嘘……


そう……


俺は………









――――偽りの騎士――――