「はいはい!そうですか、分かりましたー。 その代わりこの袋に入ってる分は食べさせないからね!」 奈緒は言い放つとスタスタ歩き出した。 「こんのクソガキー!くらえっ!」 そう言うと陽登はトイレットペーパーで奈緒の背中を叩き、 奈緒の手から荷物を奪うと残りの坂を一気に駆け上げて行った。 結局は陽登がいつも半分以上の荷物を持ってくれる。 身軽になった奈緒も陽登を追いかけるように駆け足で坂道を上った。 坂を上りきれば陽登の家までは三分もかからない。 ゾウさん公園を抜ければ一分だ。