続・特等席はアナタの隣。

「いや…まぁ、そうなんだけど…。ちょっと部屋はマズイから…」

「ダメなの?」

入ると何かまずいことでもあるんだろうか…。散らかってるとか…?


「……どうして?」

首を傾げながら和泉君を見上げると、突然、和泉君はバッと手を離し、私を突き放した。


その拒絶っぷりに驚いていると、和泉君は顔を手で覆いながら困ったように呟いた。


「……あんまり煽らないでくれる?」

「え…?」

「これでも、我慢してんだから」


えぇ!?あんなキスをしておきながら我慢してるの…!?

私には和泉君の思うままに見えるんだけど…。