続・特等席はアナタの隣。

優作さん、今帰りなんだ。どうりで今日は姿を見ないと思った。

目の前に立った優作さんに「こんばんは」と挨拶をしたら、優作さんはいきなり顔の前で手をバシッと合わせた。


「ごめんモカちゃん!!」

「え!?え!?何ですか!?」


何で優作さんに謝られてるの!?

訳が分からずおろおろしていると、優作さんは申し訳なさそうな顔をしながら私の顔をのぞき込んだ。


「いや、あのさ…。この前のことで…」


歯切れ悪く言う優作さんに「この前?」と聞き返した。

和泉君が迎えにきた時だろうか…?でも、優作さんが謝るようなこと、何もなかったし…。