続・特等席はアナタの隣。

それから、純ちゃんに冷やかされつつもなんとか勉強を終えた。


「モカ先生、紹介してくれる約束忘れないでよ!」

「え、あ、うん…」


ニコニコと笑顔を向けてくる純ちゃんに苦笑いを返し、「じゃあ、おやすみなさい」と玄関を出た。


純ちゃんに約束しちゃったけど……その前に、和泉君に謝って、ちゃんと話しをしなきゃ…。


このまま仲がこじれて、純ちゃんとの約束が果たせない……なんてことになったらどうしよう…。

弱気になりながら歩いていると、「モカちゃん!」という声が聞こえた。


その声に顔を上げると、優作さんが前方からこちらに向かってきていた。