続・特等席はアナタの隣。

「じゃあさ!お詫びに今度黒崎先輩に会わせてよ!」

「う、うん…。ちゃんと紹介する。……愛想悪いと思うけど」

「大丈夫!無愛想な人だったって有名だから!」

「ハハ…そうだね…」

やっぱり、その辺の情報はちゃんと伝わってるんだね…。

苦笑いを返す私に、純ちゃんはまたニコニコと私を見つめてきた。


「黒崎先輩って見る目があるんだね」

「え?何が?」

「だって、モカ先生を選んだんだよ」

「なっ…!!何を言って…!!」

「ただ可愛いだけのつまんない女を選んでたら、黒崎先輩にガッカリするところだったよ」


笑いながら言う純ちゃんの言葉に照れてしまって、恥ずかしさを隠すため「さ、勉強勉強!」とそそくさと机に向かった。