続・特等席はアナタの隣。

「お兄ちゃんはモカの味方だ。あいつが99%悪いと信じて疑わないけど、もし、万が一、モカにも非があるなら、ちゃんと謝って解決してこい」

「お兄ちゃん…」

いつも和泉君とのこと反対しかしてなかったのに…。実はちゃんと思ってくれてるんだ…。

少し嬉しくなって微笑みかけると、お兄ちゃんは眉を下げながら情けない表情になった。


「何があったか知らねえけど……早く仲直りしろ」

「うん…」

「お兄ちゃん、モカが元気ねえと心配なんだよ…」

「心配かけてごめんね…。ありがとう」

お兄ちゃんにまでこんなに心配させてたなんて…。本当に申し訳ないな…。


素直に謝ってお礼を言うと、お兄ちゃんは優しく微笑み、私の頭をグシャっと撫でた。