続・特等席はアナタの隣。

「あのっ!!一緒に写真撮ってもらっていいですか〜!?」

「あ!私も〜!!」

完全無視を決め込んでいても、そいつらはしぶとく張り付き鞄からカメラを取り出している。


テメェら……空気読めよ。


イラ立ちながらも、相手をしてしまうと余計騒ぎ出すので無視を続けていた。


「ずっとファンだったんですぅ〜♪」

「ここで何してるんですか〜!?」


そのしつこさに、モカも曇った表情になりながら俯いていった。




マジで鬱陶しい……限界だ…。


「モカ、行くぞ」


この状況が耐え切れず、俯いたままでいるモカの腕を引き、この場から立ち去った。