続・特等席はアナタの隣。

そんな慌しい中からモカをやっと連れ出して、夜の街を2人で歩きながら自宅まで送り届けていた。


「外で待っててって言ったのに…」

「……俺のこと、見られたくなかったから?」

「ちがっ…!…そういうわけじゃ…」

「でも、隠してたんだろ?俺のこと」

「……ごめん…」

「知られるとマズイことでもあったか」


モカにとって、俺は隠しておきたい彼氏なんだろうか。

責めたいわけじゃないのに、そんな考えが頭をよぎり、つい意地悪く言ってしまう。


……ほんと、心が狭くて自分が情けなくなる。