さらに激しくへこんでしまった俺に、亮さんは「はぁー…ったく…」とため息混じりに呟いた。
「……何があったか知らねえけど、さっさと仲直りしろよ」
「………」
「モカが元気ねえと、心配なんだよ。モカを笑顔にできんの、お前しかいねえだろ」
そう言って亮さんは俺の頭をグシャと撫でた。
「……俺のこと、反対してたんじゃないんですか?」
「うっ、うるせぇよっ!!」
なんだかんだいいながら、俺を奮い立たせようとする亮さんに思わず苦笑してしまった。
かなり分かりにくいが、基本はイイ兄貴らしい。
「なんだ。認めてくれてたんですね」
「み、認めてねえよっ!!調子に乗るんじゃねえ!!」
モカと同じように、顔を赤くして怒る亮さんに笑った。
俺までへこんでる場合じゃねぇよな…。
よし…。
今日の夜、またモカに会いに行こう。
「……何があったか知らねえけど、さっさと仲直りしろよ」
「………」
「モカが元気ねえと、心配なんだよ。モカを笑顔にできんの、お前しかいねえだろ」
そう言って亮さんは俺の頭をグシャと撫でた。
「……俺のこと、反対してたんじゃないんですか?」
「うっ、うるせぇよっ!!」
なんだかんだいいながら、俺を奮い立たせようとする亮さんに思わず苦笑してしまった。
かなり分かりにくいが、基本はイイ兄貴らしい。
「なんだ。認めてくれてたんですね」
「み、認めてねえよっ!!調子に乗るんじゃねえ!!」
モカと同じように、顔を赤くして怒る亮さんに笑った。
俺までへこんでる場合じゃねぇよな…。
よし…。
今日の夜、またモカに会いに行こう。


![いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/12250-750.jpg?t=1676623078)
