それからしばらくお互い噛み合わない言い合いを続けるうち、コーヒーはすでに冷め切ってしまった。
「思った通りだ!!やっぱりお前はモカを傷つける!!」
亮さんが思ってることとは少し違うが、モカが落ち込んでいるのは事実なので何も言い返せなかった。
「あの……モカ、俺のこと何か言ってましたか?」
「いや?つーか、お前のことなんて話題にも出てこねえし」
「………」
サラッと言われた亮さんの言葉に、かなりダメージを受けてしまった。
「そうっすか……」
話題にも出ねえのか…。
ガックリと顔を伏せる俺に、亮さんは「ケッ、可哀想に」と楽しげに呟いた。
「思った通りだ!!やっぱりお前はモカを傷つける!!」
亮さんが思ってることとは少し違うが、モカが落ち込んでいるのは事実なので何も言い返せなかった。
「あの……モカ、俺のこと何か言ってましたか?」
「いや?つーか、お前のことなんて話題にも出てこねえし」
「………」
サラッと言われた亮さんの言葉に、かなりダメージを受けてしまった。
「そうっすか……」
話題にも出ねえのか…。
ガックリと顔を伏せる俺に、亮さんは「ケッ、可哀想に」と楽しげに呟いた。


![いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/12250-750.jpg?t=1676623078)
