続・特等席はアナタの隣。

「ちょっと和泉君…!?」

訳が分からずビックリしている私を、和泉君はとても嬉しそうな顔でのぞき込んでくる。


「モカ」

「…何?」

「それって……妬いてんの?」

「やっ…!?」

妬いてる!?

そんなことないよ…!!と反抗しようとしたけど、さっきの自分の言動を思い出すと……完全にそうだ…。


は、恥ずかしい…!!

みるみる顔が赤くなっているのが自分でも分かった。

図星で何も答えられない私に、「モカが妬くなんて初めてじゃねえか?」と和泉君楽しげに言ってきた。


そんなことないけど…。でも、和泉君に気付かれるのは確かに初めてかもしれない…。


そして和泉君は、私を優しく抱き締めながら「すげえ嬉しい…」と耳元で呟いた。