続・特等席はアナタの隣。

ちゃんと言わなきゃ許してくれなさそう…。

仕方がない…。素直に謝ろう…。

と決めたものの、和泉君が恐いままなので俯きながら打ち明けた。


「あのね、……昨日の和泉君のことがずっと話題になってて…。祝勝会で仲良くなったとか、一緒に写真撮ったとか…。他にもいろいろ。…和泉君が他の女の子と仲良くしてるの想像したら勝手に落ち込んじゃって……ちょっとムカついちゃって…」

言ってて、自分がとても情けない…。和泉君呆れてるだろうな…。


「……ごめんなさい。和泉君にあたっちゃって…」

何も言わない和泉君を見上げながら謝ると、鋭かったその表情はどこへやら、ニコニコと上機嫌な笑顔を向けられた。


「…あの、和泉君?」

そこ、笑うとこじゃないだけど…。

そう言おうとしたところで、なぜか再びガバッと抱き締められた。