続・特等席はアナタの隣。

その事実にショックを受けていると、いつの間にか講義なんて終わっていた。

全然集中できなかったよ…。私ってばいちいち気にしすぎなんだろうか…。

結局午前の講義が終わるまで、ずっと噂のことが頭から離れなかった。


もういいや…お昼ご飯食べよ…。


無理やり気持ちを切り替えようとしたところで、悩ませている原因の和泉君から電話が入ってきた。


「…どうしたの?」

『木下に取られる前に連絡しようと思って。一緒に昼メシ食おうぜ』

「うん…いいよ」

断る理由もないので了承した。


いつもの誰も来ない教室を指定され、麻美に断りの連絡をしたあと和泉君のもとへ向かった。