続・特等席はアナタの隣。

「そ、それより!!和泉君おめでとう!!」

そういえば、今日一番伝えるべき言葉を言ってなかった。


『ああ。ありがとう。……ちゃんと見てくれた?』

「うん……すごくカッコよかった」

「………」


今日の和泉君を思い出しながら伝えると、和泉君は黙り込んでしまった。


「…和泉君?」

「あ、あぁ…。なんか、モカからカッコいいって言われることあんまりないから……すげえ嬉しい」



和泉君のその言葉に何故か私の方が照れてしまって、一人顔を赤くした。


今度は私の方が黙ってしまうと、

「やっぱ祝勝会行くって言うんじゃなかったな…」

と和泉君は可笑しそうに笑った。