続・特等席はアナタの隣。

「じゃあね、モカちゃん。気をつけて」

「はい、じゃあまた」


途中の分かれ道まで一緒に帰ったあと、優作さんと別れて一人で自宅に帰っていた。


優作さんと一緒に帰ってよかったかもしれないな…。

落ち込んでたことを少しだけ忘れることができた。


勝手に優作さんに感謝しながら一人歩いていると、ちょうど和泉君から電話がかかってきた。


「ぅわっ!和泉君!?」

な、なんてタイミングっ!!

さっきまで優作さんと一緒にいたため、思わず心臓がドキッと跳ねた。


べ、別にやましいことしてるわけじゃないんだし…。何ビクついてんのよ私…。


堂々としていいんだから!と気合を入れ、通話ボタンを押した。