続・特等席はアナタの隣。

「な、何?」

「モカ……今日どこ行ってたんだ?」

「え?家庭教師のバイトだけど?」

「それだけ?」

「うん…何で?」

「いや、別に」


……変なの。お兄ちゃん、一体どうしたんだろう。

不思議に思いながらもリビングを出て行こうとすると、お兄ちゃんが再び「モカ」と呼び止めた。


「何?」

「……お兄ちゃん、信じてるからな!!」

「うん…?」

……何を?


お兄ちゃんの言いたいことがイマイチ分からなかったけど、ま、いいや。どうせ酔ってるんだろうし。