続・特等席はアナタの隣。

お風呂から上がると、リビングのソファーにぐったりと座っているお兄ちゃんがいた。

「あ、帰ったんだ。おかえりー」

たぶんお兄ちゃん、また酔って帰ってるんだろう。お酒くさいし。


私の声に気付いたお兄ちゃんがこちらに振り返った。


「モカ…いたのか」

「え?うん」

「そうか…」


そう言ってお兄ちゃんは、じーっと眉を寄せながら私を見ている。