続・特等席はアナタの隣。

俺の答えに亮さんの眉間のシワがグッと深まった。


「お前にモカの何が分かる!!俺は生まれた時からモカを見てきたんだ!!」

「そりゃ家族だからだろ!!」

この分からずやがっ!!

そんな理不尽なことっ…!!俺の知らないこと知ってて当然だろっ!!


「……確かに、まだ付き合い始めて一年くらいですけど、モカのこと、いろいろ見てきました」


冷静に…冷静に…、と心の中で念じながら亮さんに向いた。