続・特等席はアナタの隣。

「いつかこんな日が来ると覚悟してたが、やっぱり耐えられん!!しかも俺より男前っ…!!」

亮さんはもう完全に酔いが回っており、机に突っ伏しながらえぐえぐと泣いている。


この状況をどうすればいいか考えていたが、余計なことを言うとまた怒らせてしまうので、黙って見ていた。


「ごめんね彼氏君、亮ちゃん最近いつもこんな感じだから」

「そうなんすか…」

……なんか、俺がもの凄く悪いことしてるみたいじゃねえか。

いい加減にしてくれ。


「あの…。亮さんの気持ちも分かりますけど、俺もモカだけは譲れないんです」

マジメに放った俺の言葉に、亮さんの身体がピクリと動いた。