「聞いて和泉君!純ちゃんの成績が少し伸びたんだよ!!」

「へぇ、すごいじゃん」

「もう嬉しくって!だから、頑張った純ちゃんにプレゼントあげようと思って!和泉君、今度買い物に付き合ってくれる?」

「ああ」


ニコニコと上機嫌に話すモカは可愛くて見ていて癒されるが、その情熱を俺の方にも向けてくれれば、と時々思う。