「おい、萌香」
「司ー。おはよ。
何?」

朝から司にいきなり声かけられた。

「僕―――・・・
寿々にするか、澪にするか決めた」

え゛。


「だから・・・一緒に来てくんねぇか」


あたしは司に言われたとおり、寿々ちゃんと澪ちゃんを呼びだした。


「・・・寿々・・・澪。
僕はお前たちの2人とも可愛いって思う。
だけど・・・今から言う奴のほうが、一枚ウワテだった」


司・・・。

ちゃんとしっかり、悩んだんだな・・・。


「それは・・・・・」