なんで先生、
あたしの進路知ってるの?
あたし、言ってない…よね?
「えと…なん…」
「だ~か~ら、“夢”は何かって訊いてんだよっ!!ちゃっちゃと答えやがれっ!!」
「ふがっ!?」
でも、あたしの質問なんてシカトで、
再び、夢について問い詰めてくると、
突然、意味もなく鼻を摘んできて…
「い~だ~い~」
「答えりゃ放してやるよ。答えりゃ…な?」
「うぅ~」
あたしはたまにしか見せてくれない、悪戯っ子のような笑みを浮かべる先生の指を放してとばかりにブンブンと顔を横に振ると、
「わかっ!!答えるから放し…てっ!!」
「プッ!!赤くなってら…」
「なっ!?」
ヒドい。
自分で赤くしときながら笑うなんて…
ヒドすぎるっ!!
ぷうっと頬を膨らませながらキッと睨みつけた。
あたしの進路知ってるの?
あたし、言ってない…よね?
「えと…なん…」
「だ~か~ら、“夢”は何かって訊いてんだよっ!!ちゃっちゃと答えやがれっ!!」
「ふがっ!?」
でも、あたしの質問なんてシカトで、
再び、夢について問い詰めてくると、
突然、意味もなく鼻を摘んできて…
「い~だ~い~」
「答えりゃ放してやるよ。答えりゃ…な?」
「うぅ~」
あたしはたまにしか見せてくれない、悪戯っ子のような笑みを浮かべる先生の指を放してとばかりにブンブンと顔を横に振ると、
「わかっ!!答えるから放し…てっ!!」
「プッ!!赤くなってら…」
「なっ!?」
ヒドい。
自分で赤くしときながら笑うなんて…
ヒドすぎるっ!!
ぷうっと頬を膨らませながらキッと睨みつけた。

