月の夢

そして、あたしは今日も図書館へむかう。

篠原くんとはその後なにも進展はなく、

たまに図書館で会ったは本の話や小説の進捗状況を聞いているくらい。

恋になるかどうかは分からないけれど、

篠原くんは楽しそうに小説の話をしてくれる。

いつか篠原くんの書いた、あたしの物語を読んでみたいなと思う。

そして、その本が図書館にも並ぶといいな、と切に願う。



それはあたしの些細な、でも大切な夢。