あたしのことだ。

図書館でその本をみつけたとき予感めいたものがあった。

星野巡一郎というひとの『月の夢』。

儚い印象のする題名は、あたしの名前、夢村月海と重なった。

夢の村の月の海でゆめむらつぐみ。

芸能人もびっくりな名前だけれども、

かわいい響きで自分ではとても気にいっている。