本当の愛


「ごめ…」

と謝ろうとしたら

「昔から一人なんだぁ!!
色々あってさっ
だから親はいないけど…」

いつの間にかさっきまでの笑顔に戻っていた

「青葉が大丈夫なら…
行ってもいい??」

「もちろんっ」

なんかあったのかな
ご両親と…

すごく気になった

だけど笑顔の青葉を見ていると
その笑顔を曇らせるようなことはしたくなくて…

自分の心の中に留めておいた

「でも私…っなんにも持ってきてなくて…」

制服とケータイと財布だけ
今思えばケータイの充電器すら持ってきてない

「大丈夫!!とりあえず生活用具は俺んちあるし」

「ごめんね、いきなり…」

「大丈夫だから!!てかむしろ嬉しいんだぁ
ずーっと一人だからさ…」

だから…そんな悲しそうな顔しないでってば…

「じゃあ遠慮なくっ♪」

あえてテンション高めに言ってみた