柵の外側に片足を投げだしたとき



ポケットから



チャリンという音が聞こえた







キーホルダーの存在と昼間の出来事を思い出す





ポケットに手を突っ込み



キーホルダーを取り出した




夜空の下では



その美しさもわからなければ



形すらよく見えない



だが・・・





その時





それは間違えなく





光を放った





眩しい程の白い光を・・・