「お前かわいすぎだろ。」 そう言って先生はぎゅっと抱きしめてくれた。 「凪沙、もっかい言って?」 え?と聞き返す。 「さっき名前、呼んでくれたじゃん。」 あ、そういえばさっき『宏人』って言った。 あの時は必死で・・・・。 「え・・・・やだ。」 「ふうん、もう言ってくれないだ。」 このままだとさっきの悪夢が また繰り返されるような気がして あたしは小さな声で言った。 .