君に…

「はっ?」

『そんな事聞けないよって言ったの。雅玖に近付く事なんてあたしの勝手じゃん』

ガンっ

「ふざけんなよ」

ゆなちゃんがトイレの扉を蹴る。

『ふざけてないし。負けないからね』

「ははは。上等じゃん。ゆなだって負ける気ないし」

「塚、ゆなと山内さんなら勝負したって結果はみえみえじゃん」