金髪の君*完結





「へ…?かずくん?」


未来は聞いたことのある名に反応し、私の体で隠れて見えない人物を見ようと、私の後ろからひょっこりと顔を覗かせる。



「うわぁー!かずくんだー!!」



そう言い一樹に勢いよく抱きついた。



「うわ!未来!!ちょっ!離れて!」


焦る一樹を見て



−−−懐かしいなぁ…



と笑顔が溢れる…