金髪の君*完結




私は、寝ている間に暗くなった空を見上げながら歩き、フッと後ろを振り返った。

明かりがなく、茶色の幹の色は黒く見えたが立派な桜の木。

心に引かれながら、桜の木が見えなくなるまで見続けた--…





"ありがとう"





心と出会わせてくれた、感謝の気持ちを込め。





頭を下げた。