金髪の君*完結



「--あお。」


一樹の名前を思い出そうと、首を捻っていると後ろから呼び掛けられ振り返った。


「しんちゃん…」


振り返った先には怠そうに立つ心の姿。



「しんちゃん!!」


心まで走った私は、勢いがよく止まることができなく--…



「いてぇ…」


心の胸板に当たり、停止した。

ポケットに入れていたら手は、そのままで私を胸板で受け止めた心の顔は苦痛に歪んでいた。


「ご、ごめんな「お前、なにやってんだよ。」」


私の謝罪を遮り、見下ろして言う心の眉間にはシワが…