甘い言葉と、撫でられたのが効いたのか外から視線を銀にうつした美穂の顔は真っ赤だった。 顔を赤くし、恥ずかしそうにする美穂に満足した銀。 「ねぇ、銀。」 「ん?」 いつも以上に優しく聞き返す銀に 「大学受かって安定した職につかなかったら結婚、子供はない。」 美穂は冷たく切り捨てた… 美穂の言葉に固まった銀は 「おっ、おぅ… そっか、そうだよなぁ~ハハハ…」 引き攣った笑みを漏らしながら自分の席に戻った--…