バチッと目を開け飛び起きた心。 「--あお…?」 「ん?」 「今、何か言ったか?」 「『起きてー』以外何も言ってないよ?」 笑顔で言う私に心は「夢か…」と小さな声で呟きベンチに座り直した。 ---びっくりした… 心に気付かれないように安堵の溜め息をはく。 ベンチに座った心は周りをキョロキョロと見回した後、ジッと一点を見つめた。 心の視線を辿る--… --私の足元…? ゆっくりと視線を下に向けると 「---あっ…」 落ちているブランケットが視界に入った。