金髪の君*完結




「あっ!高校!」


「あ?」


私の髪の毛を弄って遊んでる心は「みじけぇ」と言い引っ張った。


「--イタッ!」


「あっ、わりぃ…」


悪いと思っていないのか引っ張るのを止めない心。
引っ張られて痛いが


「高校はなんで変わっちゃったの…?」


話を続けた。


「あぁ」


顔を歪ませる心。


「もしかして私のせい…?」


「……」


「私のせいか…。

---ごめんね。」


「あおは悪くねぇ。」


「え?」


「ちょっと苛立って喧嘩しただけだ。」


「それは何月に…?」


「---4月…」


--やっぱり私のせいだ。