「髪の毛…」
「---へ?」
顔を放した心は私の髪を掴み
「こっちのがいい。」
「……」
「また伸ばすのか?」
「う、うん…」
恥ずかしくなって俯いた私はそのまま頷いた。
心が掴んだ髪は元の色に戻し金色で肩から15センチ程伸びている。
元に戻した私を見て美穂やアッキー、銀は驚いていた…
「葵ちゃんは不良になるの禁止!!」
銀には5分以上説教され、終わった後に"地毛"だと言ったら大袈裟に驚いた後に土下座までした。
そして、美穂が乗っかって遊んでた。
未来や一樹は嬉しそうに笑って「綺麗」と言ってくれた。
---やっぱり素のままの自分が一番楽だ…

