金髪の君*完結




傷を見る度に別れようと何度も考えた。
だけど『どうにかするから』と言い笑顔を向ける心を見て別れを切り出せなかった。


月日が経つにつれ食欲も無くなり痩せる私に心は『俺のせいだ』と自分を責めた。
この時には自分を維持するのにに精一杯で心のこと気にかける余裕もなかった。


中学三年生の私達は卒業を迎え、気付いた時にはあと一ヶ月の猶予しか残っていなかった。



そして解決策を見つけられなかった私は、約束の半年より少し前に彼と出会ったあの場所で桜を見ながら彼に別れを告げた。