「--し、しんちゃん…?」
動かない心を揺すってみるが意識がないのか返事がない。
心の腕から抜けだし、体を起こすと視界に入った変形した自転車。
そして
「--っ…しんちゃん!?」
血に塗れた心の姿…
我を忘れ泣きながら心を揺さぶる私を周りにいた人が止め、呼んだ救急車へ押し込まれ病院へ向かった。
手術中とランプが付いた手術室の前に座り終わるのを待った。
無事に終わった手術、心は血の量のわりには傷は小さく10針縫っただけだった。
麻酔が抜け、意識が戻った心はそのまま精密検査で入院し一ヶ月後には退院した。

