「はぁ、はぁ、はぁ…」
「葵ちゃん…」
視界に入る、白い天井に心配した顔の未来。
乱れる呼吸を落ち着かせようと深呼吸をするが、バクバクと暴れる心臓は深呼吸だけで落ち着かない。
「--未来。
----みんな…」
ベッドから体を起こし周りを見渡すと、部屋には心配そうに私を見るみんなの姿が。
「---私って…」
さっきあった出来事を思い出し、震えだす体。
震える体を抱きしめ俯くと、歯と歯がぶつかり合ってガチガチと音が出る。
「あお」
頭上から聞こえた声に、ゆっくりと顔を上げるとベッドの横に立つ心。
彼の顔が見れなくて、上げた顔を再び伏せた。

