「キスマーク以外ならいいんだな?」
「----っ…」
腰に回していた腕を離し、突っぱねていた手を片手で拘束し耳元で囁く。
心は抵抗しなくなった私に行為を再開する。
「--あっ…ちょっ、待って…」
心は首に顔を埋め、ピタッと止まった。
「あのね、ここ海だよ?
皆に見られてるからはな--」
「へぇ」
『離れて』と言う前に心の声が遮った。
首から顔を上げ、離れた心は前にしゃがみ込んでいる私を180度回転させた。
「--へ?」
シャカシャカと音がし、冷たい物が背中に付いたと同時に温かい手が背中を上や下へと動く。
ビクッと肩を上げたが、気にせず背中を摩るようにして動く手。

